― 親の手でできる、毎日のスキンケア対談 ―

新生児期といえば、乳児湿疹に悩む方も多い印象があります。

実際に乳幼児期のスキンケアは、いかがでしたか?

対談者:元看護師 (株)ミュール代表大島絵美さん(A)

生後すぐは、乳児湿疹にならないか、とても不安でした。

赤ちゃんの肌ってぷにぷにしてツヤツヤ。一見綺麗に見えるんですが、本当に薄くて、ちょっとした刺激で赤くなったり荒れてしまいます。

ちょうどブランドをリリースする前の時期だったので、自身のスキンケア体験として、性格は大雑把ですが「できることは全部やろう」と思い、スキンケアは徹底すると決めていました。

「とりあえず塗る」ではなく“しっとり”するまで

Q.具体的に、スキンケア(保湿)で意識していたことはありますか?

A.はい。まず「量」です。

少し塗って終わりではなく、ペタペタと、しっとり感が残るまで塗るようにしていました。

それから、

  • 耳の付け根
  • 首のシワ
  • ひじ・ひざ
  • おむつで蒸れやすいお尻
  • よだれで荒れやすい口周り

シワの間や、荒れやすい場所は、シワをそっと伸ばして、特に丁寧にぬりました。

乾燥が進むと肌が切れたりするので、「見えていないところこそ大事」と思っていました。

< 実際に塗っていた量の画像 >※

おむつ替えは「思っているより、こまめに」

Q.お尻まわりのケアで気をつけていたことはありますか?

A.おむつ替えは、結構こまめにしていました。

少し濡れただけでも、そのままにしないようにして、できるだけ肌が濡れて蒸れた状態でいる時間を短くすることを意識していました。

特に新生児期は、おしっこやうんちの回数も多くて、肌への刺激も強いので、「まだ大丈夫かな?」と思っても替えるようにしていましたね。

肌だけじゃなく「環境」も守る

Q.スキンケア以外で、気をつけていたことはありますか?

A.エアコンの風です。

これは自分も日頃から気をつけてることではあるんですが、夏でも冬でも、直接風が当たらないように気をつけてます。

足が出ない服を選んだり、少し冷えるかな?と思ったら、おくるみをふわっとかけて肌の露出を減らしたり。

自分自身も乾燥対策として、直風を浴びないように心掛けてるので、自分で動けない赤ちゃんの対策としても環境面も配慮してました。

乾燥は、気づいた時にはもう始まっているので「乾かさない環境づくり」も、スキンケアの一部だと思っています。

「乾いてから」ではなく、「乾く前に」

Q.保湿のタイミングは決めていましたか?

A.決めていました。

「乾いてから塗る」のではなく、時間を決めて予防的に保湿するようにしていました。

多少前後しても、「この時間になったら保湿しよう」という目安を作っておくと、赤ちゃんが乾燥で気になって掻きむしる前にケアができるんです。

結果的に、こまめな保湿が肌トラブルを大きくしない一番の近道だったと感じています。

乳児湿疹は「ゼロ」ではなく「最小限」を意識

Q.実際、乳児湿疹は出ましたか?

A.はい、出ました。

でも、ニキビのようなものが2つだけ。

広がることもなく、そのまま落ち着きました。

検診に行ったときも、先生に「肌がツヤツヤだね」と言っていただいて。

乳児湿疹に悩むことなく、乳児期を過ごせたのは、

毎日の積み重ねのおかげだったと思います。

完璧じゃなくていいから「続ける」ことで愛情になる

Q.最後に、これから新生児を迎える方へ、いちばん伝えたいことは何ですか?

A.「完璧じゃなくていい」ということを、いちばん伝えたいです。

産後のママの体調や、その日の気分、パートナーのサポートなど、毎日は同じようにはいきませんがそれでも、今日も触れる。

きちんとできなくても、時間がずれたり、少し雑になってしまってもいい。

赤ちゃんのスキンケアは、正しく塗ること以上に、“触れ続けること”そのものに意味がある時間だと感じています。

手のひらで、今日の肌の温度を感じて、少し乾いているな、昨日より柔らかいな、今日もぷにぷに!そんな小さな変化に気づくこと。

スキンケアは、ただ肌を守るためだけのものではなく、スキンシップそのものが、愛情として伝わる時間。

私自身のその気づきと体験から「dear baby」を商品として形にした背景があります。

その積み重ねが、赤ちゃんにとって、言葉のいらない安心感に繋がりお肌も、こころも、健やかに育っていくのだと思います。

今回の対談者のご紹介

株式会社ミュール代表取締役
大島 絵美さん

ケアテア公式インスタグラム
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