肌がカサカサする時におすすめの下地・ファンデはコレ！ 乾燥に負けない保湿系アイテム大特集♡

気候により外の空気が乾燥しやすい、秋冬の季節。室内でも暖房をつける時期なので、スキンケアやメイクを念入りにおこなってもお肌が乾燥してしまい、困っている方も多いのではないでしょうか？

そんな時期は、やはりメイクのノリ・モチがイマイチになりがち。春夏の皮脂による崩れとはまた違った、“乾燥によるメイク崩れ”が起こってきますので、対策の方法をしっかり確認していきましょう。

メイクがカサカサ、粉を吹くのはなぜ？

“化粧崩れ”と聞くと、どうしても皮脂による崩れを連想しがちです。気温の高い春や夏は、分泌された皮脂や汗にメイクがドロドロと溶けて、浮くような崩れ方をしてしまうからです。

しかし、秋や冬に悩みがちな乾燥崩れは、少し様子が異なります。塗ったファンデーションの表面がパサパサして粉を吹いたような風合いになったり、干ばつが起こったかのように鱗模様が浮かび上がったりと、特徴的な崩れ方をするのです。

これらの崩れは肌のうるおい不足によるものなので、スキンケアコスメを見直すのはもちろんのこと、あとに使うメイクアップコスメも同時に見直すことが大切です。

メイクの崩れ対策には下地選びが大切！

前もって知っておきたいのが、おなじ化粧崩れでも、皮脂による崩れと乾燥による崩れでは対策の方法がまったく異なるということ。もちろん選ぶアイテムも異なります。

皮脂崩れ防止下地は乾燥を招くことも

崩れを防ぎたいと思ったときに何気なく選びがちなのが、パッケージに「崩れない」「皮脂に強い」「長時間耐久」などと記載されている化粧下地です。

しかしこれらの下地の多くは、皮脂や汗に対する耐久性を持ったものが多くあります。むしろ、配合されている皮脂吸着成分が、肌をうるおすのに必要な皮脂まで奪ってしまうケースがあるのです。

乾燥による崩れにまで対応できるアイテムなのかどうかを見極めるには、パッケージや公式サイトの記載をよく確認しなければなりません。

乾燥しやすい方は高保湿下地を選ぼう！

乾燥が気になる方は、保湿機能に特化した化粧下地を選びましょう。肌をしっとりさせる保湿成分や内側の水分を守るオイル成分が配合されており、過度に乾燥を招かないような処方設計になっています。

実際に下地を選ぶ際は、パッケージに「高保湿」「モイスチャー」「うるおい」などと記載されているものを目印に探すのがおすすめ。

見つけたら裏面の説明をよく読み、保湿成分が複数配合されているか、肌の乾燥に対応できるかを確認して、条件に合う下地なら取り入れてみるとよいでしょう。

市販でGETしやすい保湿下地3選

ここからは、身近なドラッグストアやバラエティーショップ、デパートなどで購入できる、“保湿”に特化した下地をご紹介します。

①乾燥肌の方にぴったり！ やさしくうるおいを守る高保湿下地

BCL 乾燥さん 保湿力スキンケア下地
SPF37 PA+++
30g ￥1,430

乾燥さんの下地は、まるでクリームが塗りたてかのようなしっとり感が続く、高保湿タイプの化粧下地です。

ワセリンやナイアシンアミド、アミノ酸*1、セラミド*2といった4つの美容成分を配合し、メイク中もメイク後も肌に余計な負担をかけにくい処方設計です。

化粧水・美容液・乳液・クリーム・日焼け止め（SPF37 PA+++）・下地の効果がひとつになった多機能アイテムで、日中の肌をしっとりと保ってくれますよ。

*1 イソロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ヒスチジンHCI（すべて保湿成分）

*2 セラミドAP、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP（すべて保湿成分）

②薄膜で自然にフィット！ 空調の乾燥からも守る高保湿下地

モイット シアーモイストベース
SPF50+ PA++++
30g 全2色　￥1,760円

2025年9月に発売されたばかりの、モイットの保湿下地。厚塗り感なく薄膜でフィットし、素肌風に仕上がるのに、毛穴や色ムラはしっかりと補正してくれます。

美容成分として、バクチオール、ナイアシンアミド、3種のペプチド、植物性セラミド*、を配合。エアコンによる乾燥対策にもぴったりの下地です。

肌色を自然に補正する「クリアベージュ」と明るいツヤ肌になれるパールinの「グロウピンク」の全2色展開。紫外線吸収剤不使用ながらSPF50+ PA++++の高いUVカット力も誇る、頼もしい保湿下地です。

*スフィンゴ糖脂質（保湿成分）

③水光ツヤを仕込んで華やかに♪ グロウタイプの美容液下地

DECORTÉ ロージーグロウライザー
SPF15 PA++
30ml ￥4,950円

DECORTÉの化粧下地は、血色をUPさせ、イキイキとした肌を演出してくれるローズカラー。美容液のようなみずみずしい使用感が好評です。

乾燥によるくすみを目立たなくするための美容成分として、ジャスミンエキス*1やダマスクローズエキス*2、レモンエキス*3、オーガニックムルムルバター*4、ヒアルロン酸*5をはじめとした、多様な成分を配合。

まるで内側から発光するかのような水光ツヤを仕込むことができます。グロウタイプの保湿下地を使いたい方におすすめです。

*1 マツリカ花エキス（保湿成分）

*2 ダマスクバラ花エキス（保湿成分）

*3 レモン果実エキス（保湿成分）

*4 ア ストロカリウムムルムル種子脂（保湿成分）

*5 ヒアルロン酸 Na（保湿成分）

乾燥対策にはクリーム系のコスメに注目！

乾燥崩れを防ぐためには、化粧下地はもちろん、ほかのメイクアップコスメも変更するのがおすすめ。とくに現在パウダー系のアイテムを使っている方は、ぜひ見直してみましょう。

パウダー系のメイクアイテムは乾燥する！？

メイクアップコスメには、同じカテゴリー内でもさまざまな形状のアイテムがあります。たとえば、“ファンデーション”にはパウダーやリキッド、クリームやクッション、スティックなどがありますよね。

なかでもパウダータイプのファンデーションは一般的にも愛用者の多い定番品ですが、ほかの形状に比べて油性成分の配合割合が圧倒的に少なく、粉体の割合が大多数という特徴を持ちます。

粉体は皮脂を吸着しやすいため、日頃から皮脂が少なめで肌の乾燥を招きやすい方にとっては、肌のうるおいが奪われてしまう場合があるのです。

使うなら、クリーム系のしっとりコスメがおすすめ！

乾燥が気になる方は、パウダータイプのコスメを一旦控えて、クリームタイプを選んでみましょう。油性成分の配合量が多く、美容保湿成分も併せて配合しやすいため、乾燥しにくいのです。

“ファンデーション”のほかに、“チーク”や“アイシャドウ”にもクリームタイプのアイテムが、そして“アイブロウ”もパウダー以外の選択肢としてワックスタイプが展開されていますので、ぜひチェックしてみてください。

コスメの形状は年々バリエーションが豊富になっています。より自分の肌悩みに合ったアイテムが選べるとよいですね。

iconicで買えるクリーム系ベースアイテム

最後に、iconicで購入できるこだわりのクリーム系ベースアイテムをご紹介します。メイク後も肌をしっとりと保ちたい方は必見ですよ！

①まるで水分爆弾！？ スキンケア感覚で使えるBBクリーム

BRWaterfull BBクリーム
40g 全2色（21号・22~23号） 各￥5,940

「水分爆弾」でおなじみ、水溶性成分55%以上で構成されているBRWaterfullのBBクリーム。色は、ブライト（21号）とナチュラル（22〜23号）の2色展開です。

ラベンダー、ベルガモット、フリージア、ペパーミント、カモミール、ローズマリーなどを含むハーブ組成物が含まれた、特殊成分グリーノールを配合。まるでスキンケアのような感覚で大人のトラブル肌をしっかりとカバーしてくれます。

スキンケアのあとに使うことで水光肌に仕上げてくれるBBクリームなので、ツヤ派の方におすすめです！

②ナチュラルな水光肌に！ スキンケア発想のクッションファンデ

BRWaterfull クッションファンデーション
15g 21-22号 各￥7,040

前述のBBクリームと同様に、特殊成分グリーノールを配合したBRWaterfullのクッションファンデーション。乾燥肌でもしっとりと密着する、スキンケア発想のベースアイテムです。

厚塗りにならない自然なカバー力で、ナチュラルな素肌感を演出。トレンド感のある水光肌を叶えてくれますよ。

色は、ブライト（21〜22号）の1色展開。SPF50 PA+++の日焼け止め効果もあるので、秋冬の時期はもちろん、紫外線の強い春夏の時期も頼もしいですね。

まとめ

今回は、乾燥崩れが原因で粉が吹いたようにベースメイクが崩れてしまう、鱗のような模様が浮かび上がってしまうという方におすすめの化粧下地をご紹介してきました。

皮脂崩れに特化した下地はかえって乾燥を招くことがありますので、保湿成分が複数配合された、高保湿タイプのものを選びましょう。

また、乾燥といえばスキンケアによる対策が定番ですが、同時にメイクアップコスメも工夫することでより肌に合ったケア・メイクができます。あなたも、ぜひ秋冬の乾燥対策にトライしてみてくださいね！