子育て中のママにとって、美容ケアは「やりたいけどできない」ものの代表格ではないでしょうか。育児と家事に追われる毎日で、自分磨きは後回しになりがちというママも多いでしょう。

でも、キレイでいたいという願いは変わらないのがママの本音です。ここでは、子育て中ならではの美容の悩みと、簡単に取り入れられる美容習慣のメリットをご紹介します。

子育て中ママが抱える美容の悩みとは?

子育てを始めてから「肌の調子が悪くなった」「疲れ顔と言われるようになった」と感じるママも多いのではないでしょうか?その原因について深掘りしていきましょう。

睡眠不足・栄養不足・ストレスが引き起こす疲れ顔

「昨日も子どもが夜中に何度か起きて…」「朝食は子どものおかずの残りをパクパク」そんな日常が続くことで、ママの肌や表情には確実に影響が出ています。睡眠不足は血行不良を引き起こし、目の下のクマやくすみの原因に。

また、栄養が偏ると肌のターンオーバーが乱れ、ストレスは肌荒れの原因に。これらが積み重なり、いわゆる疲れ顔が生まれます。

後回しになりがちな美容ケアの時間

子どもが寝てからやろうと思っていた美容ケアも、実際には「やっと寝た…私も限界」となることがほとんどではないでしょうか。

朝は子どもの準備に追われ、日中は家事や仕事に忙しく、気づけば自分のケアは常に後回し。そんな現状に、このままでいいのかなと不安を感じつつも、時間が足りない現実に葛藤しているママは多いでしょう。

美容習慣がもたらす意外なメリット

忙しい子育て中でも、わずか3分の美容習慣を取り入れることで、見た目の変化だけでなく意外なメリットが生まれます。疲れ顔が改善されるだけでなく、自分を大切にする時間が心や家族関係にまで良い影響を与えます。

実際にどんな効果があるのか見ていきましょう。

ママの笑顔が家族の笑顔につながる

ママの笑顔が家族の笑顔につながる

肌の調子が良いだけで、なんだか一日前向きに過ごせたという経験はありませんか?美容ケアをすることで自分に自信が持てると、自然と表情も明るくなります。

そしてママが笑顔でいると、不思議と子どもの機嫌も良くなることが多いものです。自分をケアするということは、結果的に家族の雰囲気も良くすることにつながります。

自分時間がもたらす心の余裕

たった数分でも、これは私のための時間だと意識して美容ケアをすることで、心にゆとりが生まれます。スキンケアやメイクをする時間は、ママにとって大切な自分を取り戻す瞬間です。この小さな積み重ねが、心の余裕を作り、育児へのエネルギーにもなります。

自分を大切にする時間があるからこそ、子どもにも優しく接することができるというのは、多くのママが実感していることではないでしょうか。

たった3分で疲れ顔が消える!美容習慣5選

子育て中のママにとって、美容に時間をかけるのは至難の技ですよね。ですが、美容を諦める必要はありません。

今回は、子育て中でも無理なく取り入れられる5つの美容習慣をご紹介します。

美容習慣① 朝の温冷洗顔でツヤ肌復活

朝の洗顔時に温かいお湯と冷たい水を交互に顔にかけるだけの温冷洗顔。寝起き1分でできる手軽さが魅力です。血行が良くなることでくすみが消え、疲れ顔が一掃されます。

30代になって感じる肌の血行不良も改善し、一日中顔色が良く見える効果も。この簡単ケアで朝から今日もがんばろう!という気持ちになれます。

温冷洗顔の正しいやり方

温冷洗顔は38〜40度のぬるま湯と水道水を交互に顔にかけるだけの簡単ケア。まず、ぬるま湯を両手ですくい10回ほど顔にかけ、次に冷水を10回。この「温→冷」のサイクルを3セット繰り返し、最後は冷水で締めましょう。

ポイントは適度な温度差をつけること。ただし、熱すぎると肌に負担をかけるので注意してください。

血流改善でくすみ解消&リフレッシュ

温冷洗顔の最大の魅力は、顔の血行を良くしてくすみを解消してくれることです。温かいお湯で血管が拡張し、冷たい水で収縮するという刺激が、血流を活性化させます。これにより、たまった老廃物が流れ、肌のトーンがワントーン明るくなります。

また、温冷の刺激で脳が目覚め、朝のボーッとした感じもスッキリするでしょう。血行が良くなるとメイクのノリも格段に良くなるので、朝の準備時間の短縮にもつながります。

美容習慣② オールインワンアイテムで時短美肌ケア

子育て中のママにとって、時間のかかる多段階スキンケアは現実的ではありませんよね。そこで頼りになるのが、オールインワンアイテムです。

化粧水・美容液・乳液・クリームの役割がひとつになった優れものは、忙しい朝でも、これ1本で完了する時短ケアが可能。ここでは、アイテムの選び方からケアの仕方まで詳しくご紹介します。

オールインワンアイテムの選び方と使い方

オールインワンは「多機能性」「使いやすさ」「浸透力」「保湿成分」の4点をチェックしましょう。化粧水から乳液までカバーしてくれ、かつポンプ式なら片手でも使えて便利です。すぐに浸透するタイプを選べば子どもを待たせず完了します。

使い方は、洗顔後に500円玉大を手に取り顔全体になじませるだけ。たった30秒で完了する時短ケアは忙しいママの強い味方です。

プラス保湿で乾燥知らずの肌へ

オールインワンケアをしていても、なんだか乾燥が気になるというときもあるでしょう。寝不足や不規則な食生活が続く子育て中は、特に肌の乾燥トラブルが起きやすいもの。そんなときこそ「プラス保湿」の出番です。

今回おすすめしたいのは、CARE・TE・Aのスキンクリーム(50g・¥2,904)です。

肌のキメを整える「アラントイン」配合で、子育てで疲れた肌に優しくアプローチします。最大の特徴は、三相乳化法を採用したワセリンベース。通常のワセリンとは違い、ベタつかず水分保持力も高いので、寝かしつけ後の数十秒でサッと塗るだけでOK。詰め替えパウチ式なので、忙しいママの使いやすい容器に移せるのも嬉しいポイントです。

子どもを寝かしつけた後の数十秒、自分へのご褒美として取り入れ、「あれ?肌キレイになった?」そんな驚きの変化を実感してみませんか。

ケアテア スキンクリーム

ケアテア スキンクリーム
50g ¥2,904
保湿の大切さを理解している看護師がワセリンクベースのハンドクリームをプロデュース。
適度なしっとり感と抜群の保湿力でいて、ベタつかないテクスチャー。


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美容習慣③ 3分メイクで疲れ顔を一掃

忙しいママにとって、フルメイクは夢のまた夢ですが、たった3分で疲れ顔を払拭できるポイントメイクがあります。クマ隠しのコンシーラーと、血色感を出すチーク&ハイライトの活用です。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

コンシーラーでクマ隠し

コンシーラーでクマ隠し

子育てママの悩み第一位とも言えるクマ問題。青みがかったクマには薄いオレンジ系、茶色いクマには黄色みのあるコンシーラーがおすすめです。リキッドタイプを指先で軽く叩き込むように塗ると自然に仕上がります。

子どもの朝食準備中に鏡の前で30秒、これだけで印象がガラリと変わる魔法のアイテムです。

チーク&ハイライトで血色UP

疲れ顔の特徴は、血色のなさにあると言っても過言ではありません。子育て中は睡眠不足や栄養バランスの偏りで、顔色が冴えないことが多いものです。チークは笑ったときに上がる頬骨の高い位置にふんわりとのせるのがポイント。指で塗れるクリームタイプなら朝の慌ただしい時間でも簡単です。

さらに鼻筋と目の下にほんのりハイライトを入れれば立体感が出て、疲れ顔ともサヨナラできます。

美容習慣④ ママでも垢ぬけ簡単ヘアアレンジ

時間のない子育て中のママにとって、朝のボサボサ頭は悩みの種ではないでしょうか。でも実は髪型ひとつで印象は大きく変わります。ポイントは、手間をかけずに最大の効果を得ること。

ここでは、忙しいママでも3分でできる垢抜けヘアアレンジ術をご紹介します。

くるりんぱで時短まとめ髪

「くるりんぱ」は子育てママの救世主です。たった30秒でできるのに、ちゃんとセットしたと見られる優れもの。忙しい朝でも子どもの世話をしながら片手でできるのが魅力です。

やり方は簡単。髪をひとつに結び、結び目の上に小さな穴を作って毛先を通すだけ。これだけで印象が大きく変わります。寝ぐせがひどい日も、くるりんぱならむしろ髪の動きとしてプラスに見せられます。

ヘアミストで叶える美髪テク

「ドライヤーをかける時間すらない!」そんな日に頼りになるのが、ヘアミストです。ただのミストではなく、使い方と選び方にちょっとしたコツがあります。

まず選び方のポイントは、髪質に合わせること。乾燥しやすい髪なら保湿成分配合、広がりやすい髪ならサラッとまとまるタイプを選びましょう。朝の忙しい時間には、スプレーして手ぐしでなじませるだけの簡単ケアがおすすめ。

ミストを髪から15〜20cm離して全体に軽くスプレーし、特に毛先は指先でねじるようにセットすると驚くほどまとまります。

美容習慣⑤ ながら顔ヨガ&マッサージでリフレッシュ

子育ての合間にできる「ながら美容」の代表格が顔ヨガとお風呂での親子マッサージです。特別な道具なしで、テレビを見ながら、お風呂に入りながら子どもと一緒にできるのが魅力。

短時間でも顔色が明るくなるだけでなく、心までリフレッシュできる一石二鳥の美容法です。

子どもと笑顔で表情筋トレ

子どもと笑顔で表情筋トレ

子どもと一緒に表情筋を鍛えれば、美容と親子の触れ合いが同時に実現できます。子どもは真似をするのが大好きなので、遊び感覚で続けられます。

例えば「うさぎさんポーズ」は鼻をピクピク動かし口を前に出すだけ、「ライオンポーズ」は口を大きく開けて「あー」と声を出す簡単なものです。

「どっちが大きく口が開くかな?」と競争すれば自然と笑顔の筋トレに早変わり。毎日3分の習慣で顔のたるみ予防にもつながります。

お風呂でできる親子マッサージ

入浴中は血行が良く毛穴も開いているため、少ない力でマッサージ効果が得られる時短美容の味方です。子どもにお湯をかけながら頬を円を描くようにマッサージしたり、シャンプー中に額から眉間、こめかみへとリンパを流したり。

子どもが興味を示したら、一緒にマッサージを楽しむのも素敵な親子時間になるでしょう。

むくみ解消やリフトアップ効果が得られるだけでなく、心の緊張もほぐれる、美容とリラックス効果を同時に叶えるケア習慣です。

忙しくてもキレイでいたい!継続のコツ

子育て中でも美容習慣を続けるコツがあります。ながら習慣にすることと、完璧を目指さないことです。この2つの秘訣を実践するだけで、忙しいママでも無理なく美容習慣を続けられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

美容時間を「ながら習慣」にする

子育て中に美容のための時間を新たに作るのは至難の業です。

そこでおすすめなのは、既存の行動に美容習慣をくっつける方法です。朝食準備中の温冷洗顔、お風呂での顔マッサージ、寝かしつけ中のハンドケアなど、新しい習慣は既存行動と紐づけると驚くほど続きやすくなります。

子どもが歯を磨く2分間、一緒にテレビを見る時間など、日常のすきま時間が美容タイムに変わることに気づくはずです。

完璧を目指さない

「毎日5つの美容習慣を全部やらなきゃ」という完璧主義は、子育てママの大敵です。

週3回できれば上出来、疲れている日は洗顔だけと自分に優しいルールを設定してみましょう。子育ては予定通りにいかないことばかり。その日の体調や状況に合わせて柔軟に取り組むことが、長く続けるコツです。

完璧な美容習慣よりも、なんとなく続けている美容習慣のほうが、結果的に肌も心も喜びます。

まとめ

子育て中のママでも、たった3分で美容習慣を取り入れられます。この記事でご紹介した5つの習慣は、どれも忙しい日常に無理なく組み込めるものばかりです。完璧を目指す必要はなく、できることから少しずつ「ながら美容」として習慣化していきましょう。

ママが自分のための時間を持つことで生まれる笑顔は、家族への最高のプレゼントになります。

この記事を参考に、ぜひ今日から3分間の美容習慣を始めてみてくださいね!

この記事の執筆者
みわぽか

みわぽか
「心地よい暮らし」をテーマに、ライフスタイル系ライターとして活動中。
1児の母として、日々の生活の中で感じた「もっと楽しく」「もっと快適に」を大切に、自身の暮らしも工夫を重ねている。

趣味は、週末プチ農業と地元の隠れた名店探し。
身近な暮らしの中にある「ちょっとした幸せ」を見つけ、お届けします!

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